レスリングは、毎回オリンピックで複数のメダルを獲得している日本のお家芸です。2020年の東京オリンピックでは何個金メダルを獲得してくれるのか、非常に楽しみですよね。
今回は、レスリングの代表候補となる選手たちを男女別でご紹介します。
東京オリンピック2020 レスリングの日本代表内定選手と候補選手は誰?男子
男子はグレコローマンとフリースタイルの選手を分けてご紹介します。
<グレコローマン>
【太田 忍(おおた しのぶ)】
生年月日:1993年12月28日
出身地:青森県
身長:165cm
体重:65kg
所属:ALSOK
太田選手は60kg級の選手で、海外の選手から「忍者レスラー」と呼ばれるほどの素早い身のこなしが特徴です。
リオオリンピックのアジア予選でロンドンオリンピックの金メダリスト(55kg級)に勝利し、オリンピックへの切符をつかみました。リオオリンピックでは、見事銀メダルを獲得しています。
【文田 健一郎(ふみた けんいちろう)】
生年月日:1995年12月18日
出身地:山梨県
身長:167cm
所属:日本体育大学
太田選手と同じ60kg級の選手です。
2016年に出場した6つの大会すべてで優勝しています。なかでもピトラシンスキ国際大会での優勝や、全日本選手権で太田選手を破っての優勝は、素晴らしい活躍と言えるでしょう。
【高橋 昭五(たかはし しょうご)】
生年月日:1994年10月16日
出身地:兵庫県
身長:165cm
所属:日本体育大学
高橋選手は66kg級の選手です。
2016年の全日本選抜選手権、全日本選手権で優勝しています。また、オリンピック種目ではありませんが、71kg級でも活躍しており、2017年のデーブ・シュルツ国際大会では71kg級で優勝しています。
【屋比久 翔平(やびく しょうへい)】
生年月日:1995年1月4日
出身地:沖縄県
身長:173cm
所属:日本体育大学
屋比久選手は75kg級の選手です。
リオオリンピックのアジア予選、世界予選に出場しましたが、惜しくも出場を逃しました。2016年の全日本選手権で優勝し、オリンピック種目ではないもののデーブ・シュルツ国際大会の80kg級で3位に入るなどの活躍もあり、これからが期待されます。
<フリースタイル>
【高橋 侑希(たかはし ゆうき)】
生年月日:1993年11月29日
出身地:三重県
身長:159cm
体重:57kg
所属:ALSOK
高橋選手は57kg級の選手で、パワーやスタミナが持ち味。2017年世界選手権フリーで36年ぶりとなる金メダルを獲得しています。2018年には、銅メダルを獲得しています。
【乙黒 拓斗 (おとぐろ たくと)】
生年月日:1998年12月13日
出身地:山梨
身長:173cm
体重:65kg
所属:山梨学院大学
高谷選手は65kg級の選手で、日本選抜選手権で初優勝し、世界選手権を日本男子最年少の19歳で制しました。また、全日本選手権も初優勝した実力者で、可能性に満ちた選手だと言えるでしょう。
【藤波 勇飛 (ふじなみ ゆうひ)】
生年月日:1996年5月27日
出身地:山梨県
身長:173cm
体重:74kg
所属:ジャパンビバレッジ
藤波選手は74kg級の選手です。
父親もレスリングの監督をしており、中学生のころから数々の大会へ出場しており、2016年全日本大学選手権優勝、翌年の全日本選抜選手権でも優勝してる実力の持ち主です。東京オリンピックでも活躍してくれるでしょう。
高谷 惣亮(たかたに そうすけ)】
生年月日:1989年4月5日
出身地:京都府
身長:178cm
体重:86kg
所属:ALSOK
低く多彩なタックルが得意で「タックル王子」の異名をとる。2011年の全日本レスリング選手権大会で初優勝しています。体幹を鍛えて筋肉量を増やし、東京五輪は86キロ級で挑戦します。
東京オリンピック2020 レスリングの日本代表内定選手と候補選手は誰?女子
続いてフリースタイルの女子選手をご紹介します。(女子グレコローマンはオリンピック種目ではありません)
■50キロ級
【登坂 絵莉(とうさか えり)】
生年月日:1993年8月30日
出身地:富山県
身長:152cm
体重:53kg
所属:東新住建株式会社
登坂選手はリオオリンピックの48kg級で金メダルを獲得した選手です。
まだ若い選手ですが、2013年~2015年の世界選手権で3連覇を達成しており、すでに何年も世界のトップにいます。さらなる活躍が期待される選手と言えるでしょう。
【須崎 優衣(すさき ゆい)】
生年月日:1999年6月30日
出身地:千葉県
身長:151cm
体重:50kg
所属:JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高
須崎選手は登坂選手と同じ50kg級の選手です。
2016年の全日本選抜選手権、全日本選手権で優勝した注目の選手です。2017年のヤリギン国際大会で優勝し、国際大会でも十分に戦える実力の持ち主であることを証明しました。
■53キロ級
【奥野 春菜(おくの はるな)】
生年月日:1999年3月18日
出身地:三重県
身長:158cm
体重:53kg
所属: 至学館大学
憧れの吉田沙保里さんと同じ高校、大学。2017年全日本レスリング選手権大会で優勝。無敗の選手として、2019年のワールドカップでも見事優勝。吉田さんの後継者に指名された一人です。
【向田 真優(むかいだ まゆ)】
生年月日:1997年6月22日
出身地:三重県
身長:156cm
所属:至学館大学
向田選手は、吉田選手と同じ53kg級の選手です。
2016年の全日本選抜選手権、全日本選手権で優勝し、2017年のヤリギン国際大会でも優勝を飾っています。吉田選手の次は、この選手が53kg級を引っ張っていくことになりそうですね。
■57キロ級
【川井 梨紗子(かわい りさこ)】
生年月日:1994年11月21日
出身地:石川県
身長:160cm
体重:57kg
所属:ジャパンビバレッジ
川井選手はリオオリンピックの63kg級で金メダルを獲得した選手です。
本来は58kg級の選手ですが、伊調選手を避けるために階級を上げて、リオオリンピックに出場しました。2016年の全日本選手権では、58kg級で優勝しています。2020年の東京オリンピックへは58キロ級での出場になり、注目の選手です。
■62キロ級
【川井 友香子(かわい ゆかこ)】
生年月日:1997年8月27日
出身地:石川県
身長:162cm
体重:62kg
所属:至学館大学
川井 梨紗子選手は姉で姉妹でオリンピック出場を目指し、2人共オリンピック出場が決まりました。2019年に開催されたワールドカップでは、全勝して日本チームの大会5連覇に貢献しました。
■68キロ級
【土性 沙羅(どしょう さら)】
生年月日:1994年10月17日
出身地:三重県
身長:159cm
体重:68kg
所属: 東新住建
土性選手はリオオリンピックの69kg級で金メダルを獲得した選手です。
中学時代から非常に強く、出場した大きな大会ほぼすべてで表彰台にのぼり続けています。全日本選手権を6連覇中で、2016年の大会ではすべての試合で相手に1ポイントも与えずに勝利しました。
■76キロ級
【皆川 博恵(みながわ ひろえ)】
生年月日:1987年8月19日
出身地:京都府
身長:162cm
体重:76kg
所属: クリナップ
旧姓は鈴木。日本女子最重量級の第一人者で、全日本選抜選手権8連覇しています。夫はグレコローマンスタイル経験者の皆川拓也選手。夫の支えもあり、夫婦で勝ち取った日本代表内定である。
まとめ
海外選手との体格差があるからか、他の階級と比べると、男子重量級は日本人選手が活躍するのが難しくなっているようです。
女子に関して言えば、オリンピックでの全階級制覇も夢ではありません。2020年の東京オリンピックで達成してくれることを期待しましょう!
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