東京オリンピック2020では、大井ふ頭中央海浜公園に新しく整備される会場で開催されるホッケー。
ところでホッケーとはどのようなスポーツでしょうか?ルールや歴史を知ることで、より一層楽しく競技を観戦することができます。ルールと歴史を学んだうえで日程を確認し、選手たちに大きな声援を送りましょう。
東京オリンピック2020 ホッケーの日程・会場
開催期間:7月26日(日)~8月8日(土)
会場:大井ホッケー競技場
所在地:東京都品川区八潮四丁目1番19号 大井ふ頭中央海浜公園内
ホッケーのルール
オリンピックのホッケー競技は、男子競技と女子競技が行われます。
1チームフィールドで戦う選手10名、ゴールキーパー1名の計11名の2チームで対戦します。得点数が多いチームが勝利となります。
横55m×縦91.4mのコート、ゴールは横3.66m×縦2.14mで試合が行われます。
試合時間は前半15分(休憩2分)15分、ハーフタイム10分、後半15分(休憩2分)15分です。選手交代が何度でも自由にできるので、選手交代のタイミングが勝負を左右することも少なくありません。
サッカーと違いオフサイド制度がありませんので、得点が入る確率が高いのがホッケーの楽しみの一つでもあります。カーボン製のスティックから放たれるボールは、最速200km以上になることもあります。
ホッケーの歴史
ホッケーの歴史は、ナイル川流域の墓の壁画にホッケーをしている姿が描かれていることから、紀元前2500年ごろの古代エジプトまでさかのぼります。
近代ホッケーは、19世紀半ばにイギリスのクリケット選手たちが冬場に始めたのが基礎だとの説があります。
1871年、最初のホッケークラブが結成され、1886年ロンドンでホッケー協会が発足。それまでは独自のルールで試合が行われてきたホッケーですが、協会発足をきっかけに統一されたルールで競技が行われるようになりました。
日本では1906年、英国人の牧師が有志を募り慶應義塾の講堂でホッケーを教え始めたのが始まりです。1924年12月、第一回日本選手権が開催されました。
女子ホッケーは1925年、明治神宮競技場で二階堂女塾が模範試合を行い、1931年には第一回日本選手権が開催されました。
オリンピックでは1908年ロンドンオリンピックから正式種目となり、1912年ストックホルムオリンピック、1924年パリオリンピックを除き、毎回開催されています。女子は1980年モスクワオリンピックから正式種目として開催されています。
最近では日本の男子チームはオリンピック出場から遠ざかっていますが、女子チームはアテネオリンピックでオリンピック初出場を果たし、8位に入賞しました。
その後、2008年北京、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロと4大会連続でオリンピックに出場しています。
まとめ
世界のトップとは少し実力の差を感じるホッケーの日本チームですが、東京オリンピック2020に向けて日々強化に励んでいます。
紀元前2500までさかのぼる歴史が古いホッケー。この機会にルールを学び、今以上に楽しくホッケーを応援しましょう。日程は開会式2日後から閉会式前日までと長丁場で行われます。
以上、「東京オリンピック2020 ホッケーの日程、会場、ルールと歴史」でした。
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