東京オリンピック2020に向けて各競技の選手たちはすでに虎視眈々とメダル争いに絡めるよう狙いを定めて準備・練習をしていることでしょう。アーチェリーもその中のひとつ。今回はアーチェリーの日本代表選手候補は一体だれなのか、男女別でご紹介しようと思います。
東京オリンピック2020 アーチェリーの日本代表選手候補は誰?男子
【山本博(やまもとひろし)】
生年月日:1962年10月31日(54歳)
出身地:神奈川県横浜市
出身校:横浜高等学校・日本体育大学・弘前大学大学院(医学博士)
所属:日本体育大学教授
身長:170cm
体重:71kg
まず最初に1984年のロサンゼルス大会で男子個人銅メダルを獲得してから、実に20年後の2004年、41歳の時に一つ順位を上げて銀メダルを獲得したことから、「中年の星」と呼ばれている山本選手。高校時代では3連覇、オリンピックメダリスト、2006年のワールドカップで日本人初の世界ランキング1位にランク付けされるなど数々の輝かしい記録を残しています。
自身も、「20年かけて金メダルを目指す」と公言しており、国内選考に破れて本大会出場ができないこともありますが、それでも中年の星は諦めずに高見を目指し続けてくれるはずです!
【古川高晴(ふるかわたかはる)】
生年月日:1984年8月9日(32歳)
出身地:青森県
出身校:近畿大学
所属:近畿大学
身長:174cm
体重:89kg
同じく世界の舞台で活躍し、2012年のロンドン大会の男子個人で銀メダルを獲得した、この競技で日本人二人目のメダリストである古川選手。前回リオ大会では、2対会連続のメダル獲得を狙いましたが、風を読み間違い準々決勝で敗退し、5位に終わりました。
4大会連続出場を果たして来た彼は、きっと5回目の東京大会で悲願の金メダルを獲得するために日々鍛錬されていることでしょう。
東京オリンピック2020 アーチェリーの代表選手は誰?女子
【川中香緒里(かわなかかおり)】
生年月日:1991年8月3日(25歳)
出身地:鳥取県
出身校:米子南高等学校・近畿大学
所属:ミキハウス
身長:159cm
体重:53kg
前述した通り、女子団体戦ではロンドン大会で銅メダルを獲得している日本。川中選手はその時のメンバーで、唯一リオ大会にも団体戦で出場しました。2大会連続メダル獲得は果たせませんでしたが、これらの悔しい経験を無駄にせず、さらに精進してより高い順位のメダルを目指して欲しいですね。
【早川漣(はやかわれん)】
生年月日:1987年8月24日(29歳)
出身地:大韓民国全州
出身校:日本体育大学
所属:V・ファーレン長崎
身長:179cm
体重:67kg
ロンドンオリンピックで川中選手と共に日本人初の団体戦女子銅メダルに輝いた早川選手は、幼少の頃、アーチェリー最強国である韓国で育ち小学校三年生の時に始めました。姉もアーチェリーの選手です。日体大に入学後の2009年に日本国籍を取得、以来、国内外の試合に参加しています。一時競技から離れ、リオ大会にも出場しませんでしたが、2016年4月に現役復帰を宣言、東京大会出場を目指すと明言してくれました。
【林勇気(はやしゆうき)】
生年月日:1984年10月2日(32歳)
出身地:兵庫県
出身校:松蔭高等学校・同志社大学
所属:堀場製作所
身長:162cm
体重:62kg
2008年北京大会で女子団体8位入賞、2016年リオ大会と二大会出場の林選手。このオリンピック出場を逃していた8年間には辞めたくなる時もあったが、「もう一度あの舞台に立ちたい」という思いで復活しました。その粘り強さで東京大会の出場枠も獲得して欲しいです。
まとめ
アーチェリーは生涯スポーツであると言われる通り、年齢に上限は無く、どんな世代の人も趣味として楽しみ、またシリアスな試合にも参加可能な競技なのだと分かりますね。東京オリンピック2020では誰が代表に選ばれるか分かりませんが、きっと上記の選手たちも大いに期待できるところだと思います。
以上、「東京オリンピック2020 アーチェリーの日本代表選手候補は誰?」でした。
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