東京オリンピック2020が3年後に迫っています。1987年に湘南・鵠沼海岸でビーチバレージャパンが開催され、みんなに広く知れ渡ったビーチバレー。
東京オリンピック2020ではお台場海浜公園と隣接した潮風公園にて仮設の競技場が設置され、熱戦が繰り広げられます。日本ではまだ歴史が新しいビーチバレーの日程を確認して、ルールと歴史を理解し応援に備えましょう。
東京オリンピック2020 ビーチバレーの日程と会場
開催地:潮風公園
競技日程:以下参照
7月25日(土)~8月3日(月) | 予選(男子/女子) 9:00 - 12:50 15:00 - 17:50 20:00 - 22:50 |
8月4日(火) | 準々決勝(女子) 9:00 - 10:50 21:00 - 22:50 |
8月5日(水) | 準々決勝(男子) 9:00 - 10:50 21:00 - 22:50 |
8月6日(木) | 準決勝(男子/女子) 9:00 - 10:50 21:00 - 22:50 |
8月7日(金) | 決勝(女子) 10:00 - 12:50 |
8月8日(土) | 決勝(男子) 10:00 - 12:50 |
開会式の翌日から13日間と長期間の日程で競技が行われます。レインボーブリッジを背景に、東京湾の美しい風景を望む会場で熱戦が繰り広げられます。
ビーチバレーのルール
ビーチバレーは、1チーム2名ずつで対戦します。インドアバレーのようにポジションは定められておらず、ブロックを含めた3回以内で相手コートにボールを返す必要があります。
ボールを受けそこなったり、相手にボールが返らなければ相手の得点になります。試合はラリーポイント制で行われます。
3セットマッチで行われ、1,2セットは21点先取、3セットは15点先取でそのセットの勝利となります。
アウトドアでのスポーツのため、太陽の向きや風向きを公平にするための策として1,2セットは両チームの合計得点が7の倍数、第3セットは5の倍数の時にコートチェンジが行われます。
指の腹を使ったフェイントは反則になる、サーブや強打でないボールをオーバーハンドで受けると反則になるなど、インドアバレーとは違ったビーチバレー独自のルールがあります。
ビーチバレーの歴史
ビーチバレーは、1920年代にアメリカカリフォルニア州にてレジャースポーツとして始まりました。
その後ヨーロッパに渡り、ビーチでのレクリエーションとして親しまれました。発祥当時は6人制で行われていたビーチバレーですが、1930年にはダブルスでの競技記録が残っています。
1987年、国際バレーボール連盟公認の第1回の世界選手権大会とされる国際トーナメント大会がブラジル、リオデジャネイロのイパネマ・ビーチで開催されました。
日本では、1987年、湘南・鵠沼海岸で第1回ビーチバレージャパンが開催され、ビーチバレーが広く知れ渡りました。当初はインドアバレーの選手がシーズンオフに調整のため、競技にかかわっていました。ビーチバレーの先駆者、川合俊一もその一人です。
最近ではビーチ専門の選手も増えており、オリンピックの正式種目となった1996年アトランタオリンピックから女子はオリンピックに連続出場しており、アトランタオリンピックでは、高橋有紀子・藤田幸子組が5位、2000年のシドニーオリンピックでは高橋有紀子・佐伯美香組が4位に入賞しました。
2002年には、日本初のビーチバレープロチーム「ウィンズ」が西村晃一と浦田聖子によって設立されました。
2004年にビーチバレーに転向した浅尾美和は、モデルなどでも活躍し大きな注目を集めました。
まとめ
東京オリンピック2020で熱戦が期待されるビーチバレー。素晴らしいロケーションの中、熱い戦いをしっかり応援したいですね。インドアバレーとはまた違うビーチバレーの迫力を感じながら、日程、ルール、歴史を理解し、選手たちを応援しましょう。
以上、「東京オリンピック2020 ビーチバレーの日程、ルールと歴史」でした。
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