東京オリンピック2020でも正式に競技種目になっている自転車のロードレース。自転車ロードレースは、現在のところ、皇居前をスタートし武蔵野の森公園でゴールするコースを、男子は280kmを約7時間、女子は140kmを約4時間かけて競われます。
世界のトップ選手が真剣勝負を繰り広げる競技の、日本代表選手には誰が選出されるのか?活躍が期待される選手をご紹介します。
東京オリンピック2020 ロードレースの日本代表選手候補は誰?男子
【新城 幸也(あらしろゆきや)】
生年月日:1984年9月22日
出身地:沖縄県
所属:バーレーン・メリダ
小学5年生で自転車を始めたが、中学時代はハンドボール部に所属していました。高校卒業後に、本格的に自転車競技を始め、2006年U-23部門での日本選手権で優勝しました。
2008年、ロード世界選手権大会に日本代表として出場するも、完走者の中で最下位の成績に終わります。2009年、戦後日本人として二人目となるツールドフランスに出場しました。2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックに出場しています。
【内間 康平(うちまこうへい)】
生年月日:1988年11月8日
出身地:沖縄県
所属:NIPPOヴィーニ・ファンティーニ
高校時代に自転車部主将として活躍し、ジュニア日本代表に選出されました。
大学時代は、インターカレッジの自転車競技で優勝し、卒業と同時にNIPPOに加入してプロデビューしました。2015年のツアー・オブ・タイランドで内間選手が優勝したことで、日本はオリンピックの代表枠を獲得し、2016年、内間選手はリオデジャネイロオリンピックにオリンピック初出場を果たしました。
【窪木 一成(くぼきかずしげ)】
生年月日:1989年6月8日
出身地:福島県
所属:NIPPOヴィーニ・ファンティーニ
トラックでは数々の国内タイトルを獲ってきた窪木選手、東京オリンピックではロードレースで日本代表になりたいと語っています。2015年、国内選手権ロードチャンピオン、ツール・ド・北海道で総合9位に入り全日本自転車競技選手権ロードレースでは男子エリートで優勝を果たしました。2016年リオデジャネイロオリンピックには、自転車のトラック競技、オムニアムに出場しています。
東京オリンピック2020 ロードレースの日本代表選手候補は誰?女子
【与那嶺 恵理(よなみねえり)】
生年月日:1991年4月25日
出身地:大阪府
所属:Poitou–Charentes.Futuroscope.86
2011年の夏に自転車をはじめ、2012年個人タイムトライアルとロードレースの日本選手権で2位に入り、注目を浴びました。同じ年のジャパンカップ女子オープン、ツールド・おきなわの2大会で優勝しました。2016年、アジア選手権ロードレース4位、ジャパンシクロクロスシリーズで優勝し、リオデジャネイロオリンピックではタイムトライアル15位、ロードレース17位になりました。
【金子 広美(かねこひろみ)】
生年月日:1980年9月9日
出身地:福島県
所属:イナーメ信濃山形
結婚をきっかけに自転車を始めましたが、初めての試合は8人中7位と7位と苦いデビュー戦となりました。2008年~2010年、Mt.富士ヒルクライムで3連覇を達成し、全日本実業団レースにも参加しました。2012年にはfunrideの表紙を飾るなどの活躍もあります。
【梶原 悠未(かじわらゆうみ)】
生年月日:1997年4月10日
出身地:埼玉県
所属:筑波大学
幼少期から水泳を始め、中学時代は水泳に明け暮れました。中学3年生の時に全国大会への出場を逃し、ほかのスポーツをやってみたいとの思いから大学で自転車競技を始めました。
梶原選手は、自転車競技トラックレースとロードレース両方でそれぞれ結果を残しており、「自分ではどちらが向いているのかまだ分からないので、どちらも強化していきたい」と語っています。
まとめ
東京オリンピック2020、自転車ロードレースで活躍が期待される日本代表候補選手をご紹介しました。自転車ロードレース競技は、ベテランから若手まで、幅広い年齢の選手が出場することが楽しみの一つでもあります。選手たちが皇居周辺を颯爽と走る姿を観るのが、今から楽しみですね。
以上、「東京オリンピック2020 自転車ロードレースの日本代表選手候補は誰?」でした。
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