東京オリンピックの聖火ランナー募集はいつから?応募方法や走る距離情報も!

投稿日:2017-06-23 更新日:

オリンピックが始まる前に行われる聖火リレー。著名人やスポーツ選手が走っているイメージですが、実は一般の人でも聖火ランナーになれます。どうしたら参加できるのでしょうか?

今回は、2020年東京オリンピックの聖火リレーについて、一般参加の募集開始の時期や応募方法、走る距離などについてご紹介します。

東京オリンピック2020の聖火ランナー募集はいつから?

2020年東京オリンピックの聖火ランナーの公募が2019年6月17日から開始

都道府県名 実施日程 応募先
1 福島県 3月26日(木) ~ 3月28日(土) 福島県のランナー応募 
2 栃木県 3月29日(日) ~ 3月30日(月) 栃木県のランナー応募 
3 群馬県 3月31日(火) ~ 4月1日(水) 群馬県のランナー応募 
4 長野県 4月2日(金) ~ 4月3日(土) 長野県のランナー応募 
5 岐阜県 4月4日(日) ~ 4月5日(月) 岐阜県のランナー応募 
6 愛知県 4月6日(火) ~ 4月7日(水) 愛知県のランナー応募 
7 三重県 4月8日(木) ~ 4月9日(金) 三重県のランナー応募 
8 和歌山県 2021年4月10日(土) ~ 2021年4月11日(日) 和歌山県のランナー応募 
9 奈良県 4月12日(日) ~ 4月13日(月) 奈良県のランナー応募 
10 大阪府 4月14日(火) ~ 4月15日(水) 大阪府のランナー応募 
11 徳島県 4月16日(木) ~ 4月17日(金) 徳島県のランナー応募 
12 香川県 4月18日(土) ~ 4月19日(日) 香川県のランナー応募 
13 高知県 4月20日(月) ~ 4月21日(火) 高知県のランナー応募 
14 愛媛県 4月22日(水) ~ 4月23日(木) 愛媛県のランナー応募 
15 大分県 4月24日(金) ~ 4月25日(土) 大分県のランナー応募 
16 宮崎県 4月26日(日) ~ 4月27日(月) 宮崎県のランナー応募 
17 鹿児島県 4月28日(火) ~ 4月29日(水) 鹿児島県のランナー応募
18 沖縄県 5月2日(土) ~ 5月3日(日) 沖縄県のランナー応募 
19 熊本県 5月6日(水) ~ 5月7日(木) 熊本県のランナー応募 
20 長崎県 5月8日(金) ~ 5月9日(土) 長崎県のランナー応募 
21 佐賀県 5月10日(日) ~ 5月11日(月) 佐賀県のランナー応募 
22 福岡県 5月12日(火) ~ 5月13日(水) 福岡県のランナー応募 
23 山口県 5月14日(木) ~ 5月15日(金) 山口県のランナー応募 
24 島根県 5月16日(土) ~ 5月17日(日) 島根県のランナー応募 
25 広島県 5月18日(月) ~ 5月19日(火) 広島県のランナー応募 
26 岡山県 5月20日(水) ~ 5月21日(木) 岡山県のランナー応募 
27 鳥取県 5月22日(金) ~ 5月23日(土) 鳥取県のランナー応募 
28 兵庫県 5月24日(日) ~ 5月25日(月) 兵庫県のランナー応募 
29 京都府 5月26日(火) ~ 5月27日(水) 京都府のランナー応募 
30 滋賀県 5月28日(木) ~ 5月29日(金) 滋賀県のランナー応募 
31 福井県 5月30日(土) ~ 5月31日(日) 福井県のランナー応募 
32 石川県 6月1日(月) ~ 6月2日(火) 石川県のランナー応募 
33 富山県 6月3日(水) ~ 6月4日(木) 富山県のランナー応募 
34 新潟県 6月5日(金) ~ 6月6日(土) 新潟県のランナー応募 
35 山形県 6月7日(日) ~ 6月8日(月) 山形県のランナー応募 
36 秋田県 6月9日(火) ~ 6月10日(水) 秋田県のランナー応募 
37 青森県 6月11日(木) ~ 6月12日(金) 青森県のランナー応募 
38 北海道 6月14日(日) ~ 6月15日(月) 北海道のランナー応募 
39 岩手県 6月17日(水) ~ 6月19日(金) 岩手県のランナー応募 
40 宮城県 6月20日(土) ~ 6月22日(月) 宮城県のランナー応募 
41 静岡県 6月24日(水) ~ 6月26日(金) 静岡県のランナー応募 
42 山梨県 6月27日(土) ~ 6月28日(日) 山梨県のランナー応募
43 神奈川県 6月29日(月) ~ 7月1日(水) 神奈川県のランナー応募
44 千葉県 7月2日(木) ~ 7月4日(土) 千葉県のランナー応募 
45 茨城県 7月5日(日) ~ 7月6日(月) 茨城県のランナー応募 
46 埼玉県 7月7日(火) ~ 7月9日(木) 埼玉県のランナー応募 
47 東京都 7月10日(金) ~ 7月24日(金) 東京都のランナー応募 

共通の応募資格は

  • 2008年4月1日以前に生まれ
  • 国籍・性別は関係なし
  • 走行する各都道府県にゆかりがある方

当選した場合は一人1回

JOC(日本オリンピック委員会)は、聖火リレーのルートやランナー選考基準などの基本理念を2017年8月までにIOC(国際オリンピック委員会)へ提出することになっています。

聖火リレーの詳しいルートや一般参加の募集要項は、都道府県の各自治体で検討することになっているので、募集開始時期については自治体ごとに差が出てくる可能性があります。

関連記事:2020年、東京オリンピックの聖火リレーのルート予想!

聖火ランナーの応募方法

現在のIOCのルールでは、聖火リレーは約100日以内に1つのルートと決まっているようです。東京オリンピック組織委員会では、なるべく多くの人が聖火ランナーになれるよう考えていますが、1万人までが現実的な人数と考えているそうです。

聖火リレーのランナーは4つに分けられます。

・IOC枠
・JOC枠(各都道府県実行委員会)
・スポンサー枠(コカ コーラ/
トヨタ自動車/日本生命/NTT)
・開催国枠

このうち、IOC枠は「オリンピックの発展に尽くした人」、開催国枠は開会式に登場する最終ランナーなどが含まれますので、この2枠の一般応募はありません。
一般の人が応募できるのは、JOC枠とスポンサー枠です。

〇JOC枠
・2020年東京オリンピックでもJOCで公募がされる予定です。
・募集人数については未定ですが、47都道府県から選手されます。
・各自治体によって選考基準が違ってくるようです。一案として、伝統工芸や地場産業の担い手、在日外国人、元気な高齢者、東日本大震災の被災児童らなどからも募集を募る考えが出ています。応募要項はJOCの公式ページ、TwitterなどのSNSを通して発表されるでしょう。また、各自治体の公式ページや広報誌、学校や福祉施設からのお知らせなどにもチェックしておくといいかも知れませね。参考までに1997年の長野オリンピックでは、2回に分けて公募が行われました。一次公募では各都道府県から1人ずつ(47人)、二次公募では各都道府県から2人1組を6組ずつ(282組564人)が選ばれています。
〇スポンサー枠
オリンピックのスポンサーは、聖火リレーなどの関連事業にも協賛することができます。これらはトップカテゴリーのスポンサーから優先的に購入できます。有名なのはコカ・コーラですね。2016年リオオリンピックでも公式ページからランナーの公募が行われました。コカ・コーラと同じカテゴリーの“ワールドワイドオリンピックパートナー”には、トヨタ、パナソニック、ブリヂストンなどの日本企業があります。2020年の東京オリンピックでは、これらの企業でも聖火ランナーを公募する可能性はあるでしょう。こちらも公式ページやSNSなどをフォローしておくと良さそうですね。長野オリンピックを参考にすると、聖火ランナー全体の約6割が一般応募だったそうです。2020年東京オリンピックでも同様の割合だと考えると、6,000人近い応募が行われる可能性がありますね。

ところで、応募要件はどのようなものになるでしょうか?

まず必要なのは“一定時間で区間を走り切る運動能力や体力”になると思います。

また、ランナー側から走る区間や時間などは逆指定できないでしょうから、指定された日時で区間を走れることも条件になるでしょう。聖火リレー前に説明会や研修などもあるようですから、これらに参加できる人であることも条件になってきます。

このように体力以外に日程や時間に調整がつく人などは条件になりますが、年齢や性別に制限はありません。長野オリンピックでは、中学生から77歳までが一般応募で選ばれました。
海外では、2012年ロンドンオリンピックで100歳の女性、2016年リオオリンピックでは106歳の女性が聖火ランナーを務めています。

 

聖火ランナーの走る距離

聖火ランナーの走る距離はどうなっているのかというと、一定ではなく区間によって異なっています。

一般応募では、年齢や性別に制限していません。その為、選ばれたランナーの体力などを考慮して距離を設定しているようです。およそ数十メートルから数キロメートルの範囲なので、普段から運動を心がけていれば走れる距離だと思います。

ただし、聖火ランナーは聖火を灯したトーチを持って走ります。このトーチの重さは大会によって異なりますが、おおよそ1キログラム前後のようです。トーチを片手に持ちながら走ると、距離を長く感じてしまうかもしれませんね。

まとめ

今からアスリートとして2020年の東京オリンピックに出ることは難しいですが、聖火リレーなら一般の人にも十分チャンスがあります。

一般応募はJOC枠とスポンサー枠の2つ、2019年夏以降に応募が始まると予想します。

走る距離は数十メートルから数キロですから、もし選ばれた場合に備えて今から運動しておくのもいいですよ!

以上、「東京オリンピックの聖火ランナー募集はいつから?応募方法や走る距離情報も」でした。

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