56年ぶりの東京開催が決定している、2020年東京オリンピック!日本国内でのオリンピック開催においても22年ぶりだそうで、今からワクワクしますね!
今回は水泳競技の中でも一段と華やかな、アーティスティックスイミング(旧称シンクロナイズドスイミング)についての日程や会場などについてご紹介します。
日本代表は「マーメイドジャパン」と呼ばれるシンクロナイズドスイミングは一種のショーを見るような気持ちで、観戦を楽しみにしている方も多いと思います。ルールや歴史を知って、より楽しく応援したいですね!
東京オリンピック2020 シンクロナイズドスイミングの日程
開催地:東京アクアティクスセンター
競技日程:以下参照
8月3日(月) | 予選 19:30-21:30 |
8月4日(火) | 予選 19:30-21:30 |
8月5日(水) | 決勝 19:30-21:30 |
8月7日(金) | 予選 19:30-21:30 |
8月8日(土) | 決勝 19:30-21:30 |
※2018年4月にシンクロナイズドスイミングからアーティスティックスイミングに名称変更。
東京オリンピックのシンクロナイズドスイミングは、競泳競技が終了した翌日から開催されます。
2人で行うデュエット種目と8人で行うチーム種目の2種目で、メダル獲得を狙います。
東京オリンピック2020 シンクロナイズドスイミングの会場
シンクロナイズドスイミングの競技会場は、『オリンピックアクアティクスセンター』です。
会場決定までは難航していましたが、約20,000人の観客を収容でき、地上5階建てを計画しているこの会場が、辰巳の森海浜公園内に新設されることで決定しました。
競泳や飛込の競技は同様の会場で行われますし、隣接する東京辰巳国際水泳場では水球競技が行われる予定です。
【オリンピックアクアティクスセンターのイメージ】
(出典 https://www.2020games.metro.tokyo.jp/)
【オリンピックアクアティクスセンターの場所】
【お問い合わせ】
東京港埠頭株式会社
辰巳の森海浜公園管理事務所
〒135-0053 東京都江東区辰巳2-1-35
電話:03-5569-8672
シンクロナイズドスイミングのルール
見たことはあるけれど、シンクロのルールはよく知らないという方も多いと思います。というわけで、ルールを解説したいと思います。
シンクロナイズドスイミングとは、フィギュアと呼ばれる音楽を使用しない競技も存在するのですが、一般的に水深3メートル以上のプールの中で、音楽に合わせて体を動かし、技の完成度・音楽と泳者の同調性・演技構成・技術的な表現力などを競う競技です。
現在のオリンピックでは、2人で行うデュエット種目と8人で行うチーム種目の2種目が実施されています。それぞれオリンピックの出場枠は決まっているため、選考大会で勝ち抜いたメンバー・チームだけが出場できます。
デュエット・チームともに、1回目はテクニカル・ルーティン(TR)、2回目はフリー・ルーティン(FR)の2競技が行われ、それぞれの得点を半分ずつ合計した総合得点で順位が決定します。
TRとは、約2分20秒前後の曲に合わせて、あらかじめ決められている規定要素といわれる8つの技を演技に入れて行います。
総合的な演技の完遂度(エクスキューション)、同調性や音楽の使い方など演技全体(オーバーオール・インプレッション)を採点項目としています。
またFRは、約3分半前後の曲に合わせて、リフトやジャンプといった大技を盛り込み、自由に演技することで、芸術的な表現力が問われます。
同調性・完遂度・難易度(テクニカル・メリット)や構成・曲想解釈・演技態度(アーティスティック・インプレッション)を採点項目としています。
技術とともに美も競う競技のため、乱れないよう髪の毛をゼラチンで固めたり、濃い口紅を塗り厚化粧したりと、妖艶で派手な衣装が多くなっているんですね。
シンクロナイズドスイミングの歴史
シンクロナイズドスイミングの発祥はヨーロッパであり、スタンドスイミングやアーティスティックスイミングとも呼ばれていました。
1946年ごろから競技スポーツとして確立され、日本に初登場したのは1954年だと言われています。
オリンピックは、1984年のロサンゼルスオリンピックから正式採用されており、1996年のアトランタオリンピックではチーム種目が新たに採用されました。また、現在まですべての大会で女子のみの種目となっています。
ご存じの方も多いと思いますですが、日本は1984年以降全回出場を果たしており、2008年北京オリンピックまで毎回メダルを獲得してきた強豪国です。
前々回の2012年ロンドンオリンピックでは、初めてメダルを逃してしまいましたが、2016年リオオリンピックではデュエット・チームともに第3位、銅メダルを獲得しました。
その立役者とも言われているのが、2014年に復帰を果たした井村雅代(いむらまさよ)コーチです。スパルタ練習で鬼コーチとして有名なのですが、綿密な選手の強化を続けた結果が、リオでのマーメイドジャパンの活躍に繋がりました。
まとめ
このように、日本でのシンクロナイズドスイミングの歴史は深く、東京オリンピックでも注目を集める競技であることは間違いないですね。日程や会場もおさらい出来ましたので、2020年、さらに強くなったマーメイドジャパンを期待し応援していきましょう!
以上、「東京オリンピック2020 シンクロナイズドスイミングの日程、会場、ルールと歴史」でした。
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