東京オリンピック2020 開会式の演出はだれがやるのか予想、ベスト5!

投稿日:2017-02-01 更新日:

オリンピックの開会式は、4年に一度のスポーツの祭典の幕開けに相応しい豪華なパフォーマンスや聖火点灯が行われ、毎度注目を集めています。今回は、オリンピックの開会式の意義をご紹介するとともに、2020年の東京オリンピックでは誰が開会式を演出するのかを予想します。

オリンピックの開会式とは

オリンピックの開会式では、開催国の文化などを紹介するパフォーマンスや聖火台への点火、開会宣言などが行われます。趣向を凝らしたパフォーマンスに目がいきがちですが、ほかにもIOC会長などの式辞、オリンピック宣誓などもあり、これらもオリンピック開催にあたって重要なものになっています。

オリンピック宣誓とは選手・審判・コーチがオリンピック憲章に則ってオリンピックに参加することを誓うものです。オリンピック憲章には、スポーツを通して心身を鍛えることで、平和でより良い世界を築こう、というオリンピックの精神が書かれています。つまり、オリンピックがオリンピックであるためにも、開会式でオリンピック宣誓をすることが重要だと言えるでしょう。

オリンピックの象徴となる聖火は、開会式の最後に聖火台に点火されます。聖火はオリンポス山で太陽光を利用して火を灯し、聖火ランナーたちによって競技場に運ばれます。

聖火が灯されるようになったのは1928年のアムステルダム大会からで、初めからあったわけではありません。その後、1936年のベルリン大会から聖火リレーが行われるようになりました。聖火台に点火する最終ランナーは、開催国の有名なスポーツ選手が多いようですが、2020年の東京オリンピックでは誰になるのか、楽しみですね。

開会式の目玉となるのは、やはり豪華なパフォーマンスでしょう。開催国の文化や歴史を紹介するもので、大会ごとに様々な趣向が凝らしてあり、その国の魅力がたっぷりと詰まったものになっています。次は、2020年の東京オリンピックでのパフォーマンスの鍵を握る演出家が誰になるのか、予想していきます。

東京オリンピック2020では誰が演出をするのか候補5人を予想!

開会式でのパフォーマンスは、その大会を印象付けるもので、世界中の人々が注目しています。2012年のロンドンオリンピックではダニー・ボイルさん、2016年のリオオリンピックではフェルナンド・メイレリスさんという映画監督が演出を務めました。ここからは、2020年の東京オリンピックのパフォーマンス演出の候補を5人ご紹介します。

<宮崎 駿(みやざき はやお)>
アニメーション映画の監督と言えば、やはり宮崎駿さんです。初の映画監督となった「ルパン三世 カリオストロの城」は最近でもテレビで再放送される名作ですし、ジブリ作品はどれもがヒット作といえるほど反響のあった作品ばかりです。
宮崎さんは、ベルリン国際映画祭で金熊賞、アカデミー賞長編アニメ賞、ヴェネツィア国際映画祭でオゼッラ賞を受賞するなど、世界的にも評価されています。日本のアニメ文化自体も世界からの評価は高いので、2020年の東京オリンピックの演出に相応しい方だと言えるでしょう。

<三谷 幸喜(みたに こうき)>
三谷さんが脚本を手がけた2016年の大河ドラマ「真田丸」が話題になりましたね。
「THE 有頂天ホテル」や「ザ・マジックアワー」、「ステキな金縛り」などのヒット作を手掛けている三谷さん。ユーモアに富んだ喜劇を得意としていますが、大人気ミステリードラマ「古畑任三郎」の脚本も務めており、喜劇以外でも才能を発揮しています。
「喜劇界の芥川賞」といわれる岸田國士戯曲賞や紀伊國屋演劇賞個人賞などの受賞経験があり、キャリアも実力も申し分ないです。

<宮本 亜門(みやもと あもん)>
宮本さんは、国内外で多くの作品を手掛けている演出家です。ミュージカルやオペラ、歌舞伎など幅広いジャンルを手掛けています。
代表作として、「太平洋序曲」や「金閣寺」、「ABKAI」などがあります。
演出家デビュー作品「アイ・ガット・マーマン」で文化庁芸術祭賞を受賞し、ミュージカル作品「太平洋序曲」がトニー賞に4部門ノミネートされています。
歌舞伎など、日本独特の文化の演出も手掛けていますので、日本の文化などを紹介していく開会式のパフォーマンスにはうってつけの人物かもしれません。

<野田 秀樹(のだ ひでき)>
野田さんは演出家、劇作家、俳優として活躍している方です。中村勘九郎さんとタッグを組み、歌舞伎の脚本や演出も手掛けています。
代表作として「赤鬼」、「THE BEE」、「ザ・キャラクター」などがあります。
読売演劇大賞最優秀作品賞や朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞など多くの賞を受賞し、2009年には名誉大英勲章OBEを受勲、2011年には紫綬褒章を受章しています。
戯曲「エッグ」や「THE BEE」は、海外からの評価も高いですし、受賞歴から考えても日本を代表する演出家ですので、2020年の東京オリンピック開会式で演出を務めることは、大いに考えられます。

<北野 武(きたの たけし)>
お笑い芸人ビートたけしさんの本名で、映画監督などをする際には本名の北野武名義で活動しています。
代表作として、「その男、凶暴につき」や「HANA-BI」、「アウトレイジ」などがあります。
ブルーリボン賞の最優秀作品賞・監督賞、ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞など多くの賞を受賞し、2016年にはフランスの最高勲章「レジオンドヌール賞」を受章しています。
映画監督としての海外での知名度は高く、「世界のキタノ」とまで言われています。2020年の東京オリンピック開会式で、北野武さんにしかできない演出を見てみたい気もしますね。

まとめ

候補として5人ご紹介しましたが、他にもAKB48グループをプロデュースしている秋元康さんや、脚本や映画監督など多方面で才能を発揮している宮藤官九郎さんなどもいます。
リオオリンピックの閉会式でのパフォーマンスでは、安倍首相がマリオに扮して登場し、話題になりました。世界にも好評だったようですし、2020年の東京オリンピックのパフォーマンスを誰がどんな演出に仕上げてくれるのか、今から楽しみですね!

以上、「東京オリンピック2020 開会式の演出はだれがやるのか予想、ベスト5!」でした。

 

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TOKYO五輪2020応援サイトの総合監修・記事掲載を務める、三福マサトです。 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに姉妹サイトの「ぐぐスポ!ニュース速報」では1000記事以上作成の実績

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