東京五輪音頭 1964と2020の歌詞や振り付けなど違いを比較してみた

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みなさん、1964年東京オリンピックのテーマソングの「東京五輪音頭」をご存知でしょうか。

2020年の夏季オリンピックの開催地が東京に決まったことで

再び「東京五輪音頭」が注目を集め、2020年東京オリンピックパラリンピック版に

リメイクされて発表されました。

 

どのようにリメイクされたか、歌詞や振り付けなどの違いを比較してみましたのでご紹介します。

東京五輪音頭とは

「東京五輪音頭」は、1964年10月に開催された1964年東京オリンピックのテーマソングで、

1964年の東京オリンピックの前年1963年6月23日(オリンピックデー)に発表されました。

 

作詞は宮田隆、作曲は古賀政男。

作曲者の古賀氏は、この曲に限って録音権を各レコード会社に開放し、

レコードは三波春夫、橋幸夫、三橋美智也、坂本九、北島三郎・畠山みどり、

大木伸夫・司富子、つくば兄弟・神楽坂浮子などの競作で発売されましたが、

最も売れたのは三波春夫盤で、東京オリンピックの年のNHK紅白歌合戦のトリを狙う目的で

集中的にプロモーションを行ったことが三波春夫盤のヒットに繋がったそうです。

 

「東京五輪音頭」は、1963年の「第14回NHK紅白歌合戦」のエンディングで

歌唱されましたが、紅白のエンディングでは通常「蛍の光」が歌われることが恒例となっており、

蛍の光以外の楽曲が歌唱されたのはこの時のみです。

 

2020年の夏季オリンピックの開催地が東京に決まったことで

再び東京五輪音頭が注目を集め、2014年の第65回NHK紅白歌合戦では

福田こうへい、2015年の第66回NHK紅白歌合戦では伍代夏子によって、

東京五輪音頭のカバーをそれぞれ披露されました。

 

2017年7月24日、2020年の東京オリンピックに合わせて

歌詞の一部を変更したリメイク版「東京五輪音頭-2020-」が

加山雄三・石川さゆり・竹原ピストルの歌で発表され、

同年8月4日にミュージック・ビデオが公開されました。

1964年の東京五輪音頭の歌詞

【1964年版 東京五輪音頭】

【1番】
ハアー
あの日ローマで ながめた月が(ソレ トトントネ)
今日は都の空 照らす(ア チョイトネ)
四年たったら また会いましょと
かたい約束 夢じゃない
ヨイショ コーリャ 夢じゃない
オリンピックの 顔と顔
ソレトトント トトント 顔と顔【2番】
ハアー
街に待ってた 世界の祭り(ソレ トトントネ)
西の国から 東から(ア チョイトネ)
北の空から 南の海も
こえて日本へ どんときた
ヨイショ コーリャ どんときた
オリンピックの 晴れ姿
ソレトトント トトント 晴れ姿【3番】
ハアー
色もうれしや かぞえりゃ五つ(ソレ トトントネ)
仰ぐ旗みりゃ はずむ胸(ア チョイトネ)
すがた形は ちがっていても
いずれおとらぬ 若い花
ヨイショ コーリャ 若い花
オリンピックの 庭に咲く
ソレトトント トトント 庭に咲く【4番】
ハアー
きみがはやせば わたしはおどる(ソレ トトントネ)
菊の香りの 秋の空(ア チョイトネ)
羽をそろえて 拍手の音に
とんでくるくる 赤とんぼ
ヨイショ コーリャ 赤とんぼ
オリンピックの きょうのうた
ソレトトント トトント きょうのうた

2020年の東京五輪音頭の歌詞

【2020年版 東京五輪音頭】

【1番】
ハアー
リオデジャネイロで ながめた月が(ソレ トトントネ)
きょうは 都の 空照らす(ア チョイトネ)
四年たったら また会いましょと
かたい約束 夢じゃない
ヨイショコリャ 夢じゃない
オリンピックの 顔と顔
ソレトトント トトント 顔と顔【2番】
ハアー
街に待ってた 世界の祭り(ソレ トトントネ)
西の国から 東から(ア チョイトネ)
北の空から 南の海も
越えて日本へ どんときた
ヨイショコリャ どんときた
パラリンピックの 晴れ姿
ソレトトント トトント 晴れ姿【3番】
ハアー
色もうれしや かぞえりゃ五つ
仰ぐ旗みりゃ はずむ胸
すがた形は 違っていても
いずれおとらぬ 若い花
ヨイショコリャ 若い花
オリンピックの 庭に咲く
ソレトトント トトント 庭に咲く【4番】
ハアー
きみがはやせば 私はおどる
入道雲の 夏の空
羽をそろえて 拍手の音に
リズム合わせる 蝉の声
ヨイショコリャ 蝉の声
パラリンピックの 今日のうた
ソレトトント トトント 今日のうた【5番】
ハアー
2020年 命の盛り
きょうという日は きょうかぎり
きみとあしたも また会える様に
交わす言葉は ありがとう
ヨイショコリャ ありがとう
オリンピックとパラリンピック
ソレトトント トトント TOKYOで汗に涙に 2020(フレフレ)
ソレトトント トトント 2020(フレフレ)

※歌詞は、原作詞者の宮田隆氏のご遺族及び関係者に了承を得て制作されています。

※編詞:東京五輪音頭-2020-制作チーム、編曲:村田陽一

振り付けの違い

「東京五輪音頭-2020-」の振り付けを手がけたのは、振付家である井手茂太さん。

オリンピックの新競技をイメージした振りが入っていたり、

両手で2020と描く振りが入っていたり、

とても楽しい振り付けになっています。

 

また、車いすバージョンの振り付けもあり、タイヤを叩くなど、

車椅子ならではのかっこいい振り付けがされています。

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TOKYO五輪2020応援サイトの総合監修・記事掲載を務める、三福マサトです。 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに姉妹サイトの「ぐぐスポ!ニュース速報」では1000記事以上作成の実績

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